In the Soup // インザスープ


サブスク解禁記念!ハチヤの全曲解説!!


熱い涙
2001.05.19 / COCA-50615 / ¥1,200+Tax


  1. 熱い涙
  2. 針の山 **
  3. ガラクタ **
  • ** アルバム未収録曲

熱い涙
#熱い涙(sg)#火花浪漫(al)
2ndアルバム火花浪漫からのシングルカット曲。ウチらには珍しい「どバラード」。このPVは赤いハコ(イ○バ物置よりデカい)と黒尽くめのメンバーというシンプル構成。ハコの上に登るのにもでかい脚立で怖かった覚えがありんす。この頃のアチキは肌の疾患がすごくて、メイクしなきゃ隠せないし、それが原因でひどくなったり繰り返してたなぁ。。ヨカッタ、良くなって(あっ、ものすごい余談、ごめん)。

ライブの落としどころで必ずやりたくなる曲。ある意味「せんこう花火」と同じ匂いをもった良い曲ね。季節はどうしても秋を感じる。

〜改めて聴く〜

火花浪漫は全編通して上田ケンジ様プロデュース。そのテイストが随所に。なんせこのアルバム。録音から最後のCDプレスの直前まで「アナログ」にこだわって作ったので、音が良いのなんのって(ハイファイだから音が良い、の真逆)。

アナログには、デジタルには出せない味のあるコンプレッション(圧縮感)があって、それを随所に取り入れたのだよ、諸君。録音技術の黎明期から使用されてきた、機材・テープが所狭しとあったんで、アタシャ、用もないのにスタジオに入り浸っていた記憶がありんす。

このギターも前述のレンタルしたCallahamのアンプといつものレスポール・カスタムだったと思う。ガラーンと歪んだクランチが大好き。特筆すべきは、逆回転ソロね。録音がテープだったはずなんで、それをほんとに裏っ返して、、みたいな遠い記憶が。なのでこのソロはライブで再現しにくいでーす!!そのソロパートに絡む全体にかけたフランジャーサウンド。昔からある王道。大好き。

で。アルバムに収録された方の曲タイトルには(アルバムバージョン)の括弧書きが。曲の長さは、シングルバージョンの方が「2秒」長い。大体のシングルの場合、ラジオでかかりやすくするためにどこかのレッテルをカットしたりするんだけど。。はて、アルバムバージョンとの違いはこれ如何に。どなたかご存知?

で。をもう一つ。

Under the Bridge/Red Hot Chili Peppers。いいよねぇ。安心してください。インスピレーションをもらっただけです。

針の山
#熱い涙(sg)
こいつもライブでなかなかの頻度で登場する曲ね(いきなりこいつ呼ばわり。ツンデレちゃんなんで。笑)。中尾ちゃんもエレキで、なかなかの轟音チューン。そんなにこの曲調ないかもね。あっ、演る時はアレやりたいから、アノじゃじゃ馬何とかしないと。。(って分かる人には分かるね!無理?後述)一回聴く前に書けること何かないかしらん。。「髪を撫でて、一晩中抱きしめた」感が強すぎて、取り急ぎ何もない。それにしても「アンタも好きねぇ。」笑。

〜残念ながら、何回も聴く〜

ウチらの狂気、ダークサイド。マイナー調でこう来たら、こうしたくなるよねぇっていうアレンジ。ギターで言うと、半音で当てて濁らせたり、アンプのフィードバックを使ってみたり。All InからのLch気味のアチキのテーマはちょいと産みの苦しみだった気がする。

でもアチキのボキャの中では、シテやったりな方、笑。そうそう「髪を撫でて」る最中にやってるフィードバックはレスポールの回路の仕組みナラデハのフレーズね(フレーズ?。。フレーズだよ!!)。あえてガンガン省略形で解説しまーす。

P.U.はHumが2個(よぎったニコニコハムスターは関係なし!)なので、例えばFront側のVolを0にして、Rear側を Maxに。セレクタでRearだけ出る状態で爆音でハウらせる。のび太ところ、もとい伸びたところを見計らってセレクタをカチャカチャ。すると聴いてるようにぶった切れるワケね!(あっイマ聴いてない人が大半ね、失礼)。そうコレやりたいからレスポール。

で。2:24〜ドラムの復帰の仕方、好きだぁ。
で。。人力じゃない音が唯一そこだけ入ってる。1:38〜2:05でチキチキとモスキート音。聴こえたアナタは若い。
で。。。モールス信号で「ハ・リ・ノ・ヤ・マ・ハ・リ、、、」って言ってたとしたら、誰か聴き取れたのかなぁ。。(もちろん、やってないけど!笑)

ガラクタ
#熱い涙(sg)
オヒサシブリ。アナタは結構ライブでご一緒しているわね。ワタシも好きよ。イントロの弾き初めはいつも緊張するけど、曲中に入ってしまえば何も考えずに、手が勝手に動いて、無心になれて、って曲。

なんだか今思うと、アナタはスケールが大きくて、どっしりしてて、大陸的(これ中尾ちゃんがよく使う)で、ロンドの様で、他の曲ともちょっと性格が違うと思うの。強いて言うなら、う〜ん、何かしら、似た曲が見つからないわ・・・。

なので、アナタは特別。これからもっとお呼びしちゃうから、ヨ・ロ・シ・ク・ネ!

・・・ 〜気を取り直して、改めて聴く〜

3で割る曲(1,2,3、1,2,3って数えていく曲ね)はウチラそんなにないなぁ。サブスクで上がってる中で探すと、「Love Song」「存在の証明」「農夫の女は詩人の女」くらいかな。おっともう一個発見。さ〜て何でしょう。1分あげます・・・(経ったよ!)・・・正解は!?

「あの頃は 〜大きなノッポの古時計〜」のサビ以外!!

・・・ 〜ガラクタに戻りましょう〜

音云々は置いといて(置いとくんかい!)、この曲はスタジオでシコタマ、あ〜でもないこ〜でもないって作った、メンバーの血と汗と涙(blood, sweat and tearsっていい言葉)がバンバンにじみ出てる曲。

で。この解説。とっ散らかりすぎたね。ごめん。謝る。



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