サブスク解禁記念!ハチヤの全曲解説!!


グリーン グリーン
2002.05.29 / COCA-50683 / ¥1,200+Tax


  1. グリーン グリーン
  2. 光った汗を僕は信じてる
  3. コーヒー **
  • ** アルバム未収録曲

グリーングリーン
#風の子(sg)#グリーングリーン(sg)#03(al)
その時の思考回路がどうだったか「想像」しながら、この曲をカバーするに至った経緯をコレマタ「想像」してみる。この解説が長くなる予感しかない。

その当時(いつ?)、学校出前ツアーってのをやり始めてね。保育園幼稚園小学校中学校高校大学(確か京大?)、飛んで飛んでデイサービス&介護施設。太宰府天満宮でもやったんで、基本呼ばれれば、ライブ小屋以外どこでも行きまっせ!的な。仮設のステージ&音響&日光。これはその後ホントに役に立った!

当時それはそれは「子どもギライ」だったアチキを見つけた神様が、(怖がらないで。大丈夫。任せて。)と言わんばかりの絶妙な早さ・距離感で懐いてくれた4歳神女子@愛知幼稚園(キャー!)。それからというもの「子・ど・も(唾液臭いし、シッコウンコ垂れるし、ギャーギャー泣くイキモノ)」に隠された、「人間味」を感じることができたのだよ、諸君。(ただ、その時は発見だけで、その後の実践はコレマタ違フ。。)

その出前ツアーを企画する発端も、その前に、老若男女に(前提)、誰にでも伝わる=いわゆるキャッチー=ツカミはOK!な曲、カバーしようぜぃ、というのが成り立ちか?(これメンバーが読んで、違うよはっちょん〜、コレガコウデネ〜的な感じで誰かが投稿する、というのはモチロン折り込み済みよ。そうでなければ妄想と冗談に満ちたこの曲の解説が、今後25年は続くことを保証する。さぁ如何に、吉中草。こういう植物、ありそうね。)で。

この曲はアルバム「03」にも入ってるんだけど、いわゆる御三方のプロデュースでは無く(カバー曲でP?っていったらやる意味ないじゃ〜ん!おワカリよね!)。そんで「原曲の雰囲気を残しながら、自分らの解釈で表現しました!」って常套句ももちろん嘘!!よくOKしたね、っていうぶっ壊し具合は、若気のヒハヒハン!(どうしても端々で言いたい!笑)。

時系列でいうと。デビューより前にライブで演ってた→「ライブバンドですからワタシたち」で、デビューシングル「風の子」に収録→「やっぱ代表曲よね!」でシングルカット→その後アルバムバージョンでスペシャル収録、ってな感じだね。

冒頭アコギからの「エレキのテーマ」が最初無くて、良いフレーズ出るまでエライ考えたの覚えてるなぁ。しかも出来たフレーズが音色を呼んでくる、と来たもんだ。この音で欲しかった「FUZZ(ガリガリしてベターっとした歪み)」はそん時踏ん付け(=エフェクター)持ってなくてね。たまたま自宅でアレンジを詰めるためのLINE6のPOD(赤いソラマメ)があって。そのアンプシミュレーター(要は似せた音)で録音したっけか。エンジニアの杉山オサム先生になんとかしてもらって、どうにかこうにか出来上がりなのだよ(ハァ)。

で。未だに。。未だにだよ。自分のコーラスの声が、中尾ちゃんの声質とマッチしてるのか、甚だギモン。どうなんだろ。誰か冥土の土産に褒めちぎって!(その当時、ヴォーカル食ってるじゃんって言われながら、抑えながらハイトーン出してたのは、遠い思い出。。笑)

光った汗を僕は信じてる
#グリーングリーン(sg)#03(al)
コレも珍しいパターンね。シングルのカップリングなんだけど、アルバムにも入ってるし。これも異論なしの代表曲。ライブでこなしていきながら作った最中、録音した後も「ピピン!」と来るんだろうね。

シングルっぽくはないけど、何故かウチら4人が大切に思っちゃう曲。だってタイトルからして暑苦しくな〜い?ちょっとキモイんだけど〜。超ウザい。とか言われても、それがナニ?って余裕で論破出来そうな自信っぷり。いつか分かる、汗水垂ラシテ勉強・労働スル事ノ大切サヲ。。

〜一粒ヒトツブ確かめながら聴く〜

これ鍵盤、高野勲様でありんす。たどれば敬愛するサニーデイ・サービスの皆さんとの巡り合いから。それと上ケンさんも北海道なんで、その繋がりか?経緯はたぶん自伝レベルになるのでここでは割愛しゃす!それはそれはとてもとてもお世話になった方。この録音参加の真偽がいまいち不安だが、そうであったらいいなぁと言う願望も含めて、書く!!(ってCD引っ張り出せばいいじゃんよ!サブスクのダメなとこ発見w)

この録音でいえば、E.Organなんだけど奥深すぎな楽器。イケイケなんだけどすごく賢い人が作った、ってイメージ。ハモンドはゴスペルから来てるのかな。ドローバーってので基音にその倍音を重ねて音作り。それにアタック、揺れを足していってって感じ。肝なのがレスリーね。本物(ちょっとしたアンティークなタンス、笑)の音はいつ聴いても「土着」な音がする。初めて目の当たりにしたのがデビュー遥か前、そのハモンドの音、オン・オフを含め、若かりし頃のローディー時代のアチキでありんした。奏でていたのはそう、高野勲氏。(お元気ですか!)

コーヒー
#グリーングリーン(sg)
シングル「グリーン グリーン」に収録のこの曲。1曲目「グリーン グリーン」で、その次2曲目に「光った汗を僕は信じてる」。続けてきたねぇ。おぅ、もうなかなかお腹いっぱい。っつうことで食後のこの曲「〇ー〇ー」(ハマりすぎて、恥ずかしくて「ナンニモイエネェ。。」)。

六弦弾きとしての過渡期はやっぱりこの録音時期と思われる2001年かな。2001年ギターの旅。ハチヤ青年は愛機レスポール・カスタム、続いての愛機PRSとともに自分探しの旅に出た。ほとんどの曲をこの2本で録音してきたハチヤ青年は、この時期、とあるデカいやつ(村上太郎ちゃん:ローディー)と出会った。

はたまた、とあるギター工房が知り合いだといういうので行ってみると、佐久間正英さん(故人:ご冥福をお祈りします)が手掛けている工房とのこと。ジュディマリやGLAYなど錚々たる面々をプロデュースしてきた御大。アチキの中学時代の神:BOOWYも、資料によると3rd Albumその名も「BOOWY(BABY ACTION最高!!)」は佐久間氏のプロデュース。かつ、アチキはコレ以降のBOØWYが大好物と来たもんだ。

運命とはこういうことか!

ほんとは一緒にお仕事しないとモニターにもなれないんだけど、それはご厚意でなんとか半額で。。初の。。オリジナルギターを作ってもらいました!ストラトをそれまであまり弾いてこなかったので、カラーリングとか、どんなんにしたい?とか結構相談の後、出来上がったのがこの白ギター。

「コーヒー」がホントに最初のRECだった気がする(はぁ、ココまで話長かったねお疲れ様。)。この後フィーチャーされるのが「よく晴れた月のない夜」とか「スマイルサークル」とかだわね。カラッとしたシングルコイルもいいなぁって気づかせてくれた一台。2001年ギターの旅は無事収穫を得て、地球に帰ってこれました、とさ。

で。「Let It Come Down/James Iha」。このスマパンのギタリストのソロアルバムとの絡みもイツカカキタイ!




| ハチヤのサブスク全曲解説トップページ | |

© In the Soup