サブスク解禁記念!ハチヤの全曲解説!!


風の子
2000.05.20 / COCA-50323 / ¥1,200+Tax


  1. 風の子
  2. 魚の手紙
  3. グリーン グリーン (ライブヴァージョン)
  • メジャーデビューシングル

風の子
#風の子(sg)#東京野球(al)
言わずと知れたウチらのデビュー曲。リリース日には確か名古屋の栄にいたんだっけな。夜な夜な飲んで、チャリンコパクって乗り回して、、みたいなカワイイ悪さしたはずだけど、記憶薄い。でも嬉しかったなぁ、そりゃ一つの大きな目標だったから。

シングル出る前からプロモーションでラジオ出たり、取材受けたり、これがメジャーか〜、って。PVも予算かけて作ったんだけど、カッコイイ路線ではなく、デビュー作で忍者の格好・・・って撮影しながらちょっと???が浮かんでた。(チョットだけよ〜)

でもね、人間はすぐに慣れる生き物。そのうち中尾ちゃんを筆頭に忙しすぎておかしくなって「休みくれー」とか、アチキの場合、お肌に出ちゃったりしてね。懐かしい思い出だわさ。

〜改めて聴く〜

はい。思い出しました。アンプはMesa/Boogieのレクチね。その頃(1997年)から聴いてたThird Eye Blindってアメリカのバンドが好きになっちゃって、フジロックとかでも観たのかな?その人達のトゥルン・キランとしたクリーンとか、ペターっとしてるんだけど抜けの良い歪みに憧れて。「アンプ、何借りる?」って聞かれた時、何も考えずに「メサブギ!」って答えた記憶だけある。笑

シングル・アルバムのバージョンの違いは、「風はどこから吹いてくるの〜」の部分があるか無いかね!この違いでラジオに多くかかったのなら、喜ばしい。(微妙か・・)

で。一番最後の歌詞「僕を飛〜ば〜せよ〜」の「せ」から「よ」に移るとこ。中尾ちゃんのニュアンスを意識しすぎて、アチキのコーラスが変な感じ。笑

魚の手紙
#風の子(sg)#東京野球(al)
これはもう、バンドの黎明期を支えてくれた曲ね。この説得力っていうか何だろう、コレ演ればみんな分かってくれる、っていう安心感かな。吉田くんがモリモリ曲を書いた中の1曲だと思う(間違ってたら3年以内に「ちゃうやん、ソレしかし!!」ってコテコテ関西弁で言ってくれたら、訂正するから教えて!)

(で、ちょっと脱線→)それにしても、この記事を書くのにもいろいろネットで調べながら書いてますが。ウチらのWiki情報、いつからかメチャ充実してる。助かってますよー!!ホントにどなたか存じ上げませんが、感謝感謝でございますわ!ご一報くだされば、菓子折りの一つでも持って馳せ参じ、、、ます!(酒も持って!!)

この曲の0:10〜のリフ、吉田くんが作ったデモのままかな(3年以内には訂正できるからね!)。シンプル。でいて(江原さんっぽくどうぞ笑)、魚が水中を蠢くさまを見事に表現したフレーズ、だと思うのよ。いまでも弾くたびにカッチョエエなぁって思う。

〜改めて聴く〜

「きんもくせい」。これも秋の曲なんだね。この解説の執筆時点ではもう夜は涼しくなってきて、ちょっと寂しいような、嬉しいような。こりゃまたライブでやりたいス。冒頭にある通りウチらのエモーショナルな部分をこれでもかって表現してるわに(ワニ!?)。また、紙面が。。

で。簡単な「ドレミファソラシド」をどれだけエモく弾けるか選手権があったらオレ、結構自信ある。笑

グリーン グリーン
#風の子(sg)#グリーン グリーン(sg)#03(al)
その時の思考回路がどうだったか「想像」しながら、この曲をカバーするに至った経緯をコレマタ「想像」してみる。この解説が長くなる予感しかない。

その当時(いつ?)、学校出前ツアーってのをやり始めてね。保育園幼稚園小学校中学校高校大学(確か京大?)、飛んで飛んでデイサービス&介護施設。太宰府天満宮でもやったんで、基本呼ばれれば、ライブ小屋以外どこでも行きまっせ!的な。仮設のステージ&音響&日光。これはその後ホントに役に立った!

当時それはそれは「子どもギライ」だったアチキを見つけた神様が、(怖がらないで。大丈夫。任せて。)と言わんばかりの絶妙な早さ・距離感で懐いてくれた4歳神女子@愛知幼稚園(キャー!)。それからというもの「子・ど・も(唾液臭いし、シッコウンコ垂れるし、ギャーギャー泣くイキモノ)」に隠された、「人間味」を感じることができたのだよ、諸君。(ただ、その時は発見だけで、その後の実践はコレマタ違フ。。)

その出前ツアーを企画する発端も、その前に、老若男女に(前提)、誰にでも伝わる=いわゆるキャッチー=ツカミはOK!な曲、カバーしようぜぃ、というのが成り立ちか?(これメンバーが読んで、違うよはっちょん〜、コレガコウデネ〜的な感じで誰かが投稿する、というのはモチロン折り込み済みよ。そうでなければ妄想と冗談に満ちたこの曲の解説が、今後25年は続くことを保証する。さぁ如何に、吉中草。こういう植物、ありそうね。)で。

この曲はアルバム「03」にも入ってるんだけど、いわゆる御三方のプロデュースでは無く(カバー曲でP?っていったらやる意味ないじゃ〜ん!おワカリよね!)。そんで「原曲の雰囲気を残しながら、自分らの解釈で表現しました!」って常套句ももちろん嘘!!よくOKしたね、っていうぶっ壊し具合は、若気のヒハヒハン!(どうしても端々で言いたい!笑)。

時系列でいうと。デビューより前にライブで演ってた→「ライブバンドですからワタシたち」で、デビューシングル「風の子」に収録→「やっぱ代表曲よね!」でシングルカット→その後アルバムバージョンでスペシャル収録、ってな感じだね。

冒頭アコギからの「エレキのテーマ」が最初無くて、良いフレーズ出るまでエライ考えたの覚えてるなぁ。しかも出来たフレーズが音色を呼んでくる、と来たもんだ。この音で欲しかった「FUZZ(ガリガリしてベターっとした歪み)」はそん時踏ん付け(=エフェクター)持ってなくてね。たまたま自宅でアレンジを詰めるためのLINE6のPOD(赤いソラマメ)があって。そのアンプシミュレーター(要は似せた音)で録音したっけか。エンジニアの杉山オサム先生になんとかしてもらって、どうにかこうにか出来上がりなのだよ(ハァ)。

で。未だに。。未だにだよ。自分のコーラスの声が、中尾ちゃんの声質とマッチしてるのか、甚だギモン。どうなんだろ。誰か冥土の土産に褒めちぎって!(その当時、ヴォーカル食ってるじゃんって言われながら、抑えながらハイトーン出してたのは、遠い思い出。。笑)




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